不動産豆知識17 ~税金について~
皆さんこんにちは。
ココトチの「関西弁の熊」です。
今回は税金についてのことをお伝えしようと思います。
お金の話は苦手やけど、大事なお話しです。
不動産を買った時の税金
不動産を取得した時にかかる税金やから、不動産取得税って言います。実に明快!
固定資産税ってわかりますでしょうか?固定資産税ってのは簡単に言うと、土地・建物を持っている人にかかる税金ですね。
この固定資産税の基準になるのが、固定資産税評価額っていいます。どこどこの土地の価格が上がった下がったって時々ニュースなんかでやってますよね。あの価格のことです。
で、不動産取得税ですが
固定資産税評価額 × 4% = 不動産取得税
ていう計算式で導かれたものが、不動産取得税額になります。
だけど、平成30年3月31日までは特例措置として、上の式の4%が3%になる軽減措置が取られています。
税金の軽減なんやけど、なんかめんどくさい感じや、わかりにくい感じがしますね。もしかして熊だけ…?
不動産を売った時にかかる税金
さっきの不動産取得税は不動産を買った時にかかる税金ですね。こんどは、売った時にかかる税金です。
譲渡所得っていう所得税がかかってっくることになります。
譲渡所得には短期と長期ってのがあって、それによって税率が違うんです。こんなことになったのは、昔々まだ日本がバブルやったころに「土地ころがし」って手法が大流行したんですよ。土地を買って直ぐに売りさばくことで手数料をいっぱい儲けた人達がいるんですね。賢い…いやっ!悪い奴らがいたもんです。はい。
短期譲渡ってのは、その不動産を所有(買って)5年以下の不動産
長期譲渡ってのは、その不動産を所有(買って)5年を超える不動産
ってことになってるので、これを基準に税額をきめるんですね。
課税譲渡取得金額
まず税額を算出するには、課税譲渡取得金額ってのを出さないといけません。
譲渡価格 - ( 取得費 + 譲渡費用 ) - 特別控除 = 課税譲渡取得金額
ってことになります。って言うかなるみたいです。
譲渡価格ってのは不動産を売った値段ってことですね。取得費ってのは、その不動産を買った値段ってことです。で次に譲渡費用ってのは、売る時にかかる諸経費って感じですね。で、お役所が決める様々な特別控除ってのもあります。
簡単に言うと、売った値段-買った値段って感覚で、儲けた額ってことです。この儲けた額ってのが、課税譲渡取得金額になります。
譲渡取得税の計算
短期譲渡の時は
課税譲渡取得金額 × 39% = 短期譲渡取得税額
長期譲渡の時は
課税譲渡取得金額 × 20% = 短期譲渡取得税額
って計算で出るんだよ。
でもね、税金なので色々あって復興特別取得税ってのが、2.1%が加算されるんだって。
長期と短期での差が凄いでしょ。上で書いた「土地ころがし」をしても儲けが少ないように考えたんやね。
ってことで、今回はここまで。
税金ってややこしくて、伝えるのが難しいです。熊の頭が悪いだけなんですが…
色々と熊も勉強しながら書いているので、もしかしたら間違っているかも…
それに、その他にもまだまだいっぱい税金あるし、もっとややこしい計算をしないといけないのもあるんだよ。
………税務署で聞く方が確実やね………
まだまだ勉強が足りないのがよくわかるブログになっちゃいました。
ほな!また!