不動産豆知識24 ~都市計画区域~
皆さんこんにちは。
ココトチの「関西弁の熊」です。
今回は不動産広告なんかに必ず書いてある、都市計画区域についてお伝えしたいと思います。
都市計画区域って?
都市計画区域ってのは一体なんでしょう?
都市を計画するって書くのでその通りなんですが、簡単に言うと、めちゃくちゃな街造りは許さんよ!色々考えて街造りしようね。って決めたエリアのことです。
なので、都市計画区域内と都市計画区域外では対象となる法律が違ったりすることがあるんだよ。
例えば、都市計画区域内やと、「こんなお家を建てます。」って建築確認申請ってのを申請して許可をもらわないとお家が建てられへんねんけど、都市計画区域外やと工事をしますって届出だけでいいってことがあるんです。(おおざっぱに言うとね。)
こんな感じで、都市計画区域内てのは、勝手に街造りしちゃいけないよ範囲ってことになりますね。
線引き
都市計画区域内ではね、計画的に街造りをする必要があると判断されれば「市街化区域」と「市街化調整区域」に分けちゃうんです。このことを「線引き」又は「区域区分」って言うんだよ。
こっちは市街化区域で、そっちは市街化調整区域にしよう。って境目の線を引くから「線引き」って言うんですね。
なので、都市計画区域内には「市街化区域」と「市街化調整区域」そして「非線引き都市計画区域」って三つの区域に分けられるんだよ。
非線引き都市計画区域ってのは、市街化区域でも市街化調整区域でもない区域のことですね。
市街化区域
市街化区域ってのはね、もうすでに市街地として成り立っている区域と、だいたい10年以内ぐらいに市街地にしちゃおうかな。って考えてる区域のことを言うんだよ。
この市街化区域の中にはね「用途地域」って言うエリアに分けられてるんだよ。この「用途地域」によって建てられる建物の種類や高さなんかの制限がされてるんですね。
市街化調整区域
市街化調整区域ってのはね、市街化を推し進めないようにしようってエリアです。基本的にお家をあまり建てないでね。って感じです。
もちろんお家は建てられない!ってことやないけど、それなりに色々と条件があるんですね。なので、お家を建てたい時は、その条件クリア許可が必要だったりするんだよ。
ってことで、今回はここまで。
都市計画区域ってのは、わかりにくいので…って言うか色々とあるので小分けにしてお伝えしようと思っています。
今回はざっくりなので、徐々に詳しくお伝えしていきますね。
ほな!また!