不動産豆知識26 ~用途地域~
皆さんこんにちは。
ココトチの「関西弁の熊」です。
今回は、都市計画区域の用途地域のことを少しだけ詳しくお伝えしようと思っています。
でもね、不動産豆知識のナンバリングがおかしくなっちゃったので、新たにナンバーを振りました。熊って頭が悪い…
では、気を取り直しまして
低層住居専用地域
第一種と第二種の2種類あって、住居系の用途地域では最も規制の厳しい地域なんだよ。第一種の方が第二種より、より厳しい制限がかかってます。
この地域は基本的にお店を建てちゃダメだよってことになってるんです。あとね、建ぺい率や容積率も厳しく規制されてるし、絶対高さの制限って言ってお家の高さは10m(または12m)を超えちゃダメってなってるんだよ。
規制が厳しいってことは、逆にいうと最も住環境が整った地域ともいうことができますね。
何でかっていうと、建ぺい率・容積率・絶対高さの制限が厳しいってことは、敷地に対してお家が小さくしないといけないってことになりますね。つまり、余裕のある空間が確保されているってことになるんです。ってことは、日当りがいいってことになりますね。
そして、何よりお店が基本的にダメなので住宅がメインの地域ってことになりますね。住居専用地域やから当たり前やけど。(お店が全部ダメってことではないよ。)
住むのには最適な地域になるように規制がされてるんですね。
でもね、
敷地に対して建てられるお家が小さくなるので満足ができない!
10mの絶対高さの制限があるけど、お家の隣りに背の低いマンションが建っちゃった!
(10mあれば、3階建てぐらいなら建てられちゃうんですね。)
お家の一部をお店にしたかったのに建てられへんやん!
(色々できる店舗とできない店舗が決まってるんです。)
ってことになっちゃう場合もあるんですね。
中高層住居専用地域
低層住居専用地域と一緒で、第一種と第二種の2種類あるんだよ。内容としては、低層住居専用地域の規制をちょっと緩めた感じの地域ですね。
まずね、低層住居専用地域と違って、絶対高さの制限がありません。つまり、高い建物が建てられるってことですね。
店舗や飲食店なんかも建てる事ができるので、住宅ばっかりの地域ってことではないですね。
住居専用と銘打ってるだけに、店舗や飲食店を建てられるけど床面積で規制がされててね、デッカイ店舗なんかは建てる事ができなくなっています。
熊さんの意見
結局なんだかんだ言っても買えちゃう土地ってのは限られてきちゃうので、こんなことは頭の片隅に入れながらお気に入りの土地を探しちゃいましょう!
まず、買えちゃうねこの土地!ってなった時に初めて気にすればいいんやないかな。
買えないのに、規制が厳しい地域…とか、高さ制限が…とか、考えても仕方がないもんね。
う~ん…なんか伝わりづらいな…
なんかいい図面でも掛ければいいんですけど…才能がないっす!ごめんなさい!
ってことで、ほな!また!(逃げるように…)