ココトチ不動産情報室

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不動産豆知識27 ~土地区画整理事業②~

皆さんこんにちは。
ココトチの「関西弁の熊」です。

今回も前回の続きで、土地区画整理事業についてお伝えしますね。熊も一緒に勉強しながらです。

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換地

換地って言うのはね、土地区画整理前の土地の代わりに交付される土地のことを言うんだよ。ようは新しくもらえる土地のことですね。

この換地ってややこしくてね、土地区画整理事業が始まると、まず仮換地の指定をするんです。

仮換地ってのは、将来換地される土地の位置や大きさを指定するってことなんです。
う~ん…よくわかりませんね…え~っとね、換地予定地の指定ってことです!多分…

 

ちょっと脱線

土地ってのはね、簡単に自分で作ることができませんね。だって既にある土地は全て登記されて所有者さんがいますもん。(たまに、所有者不明の土地ってのもあるんだけどね…)なので、土地を新しく作ろうとすれば、海か川、湖なんかを埋め立てないとできないってことになりますね。

ちなみに、埋め立てた土地ってのは、登記をして初めて土地として扱われることになるんだよ。なので勝手に川を埋めても所有権は認められないので、その土地は無いとして扱われます。

はい!埋めた人、元通りに戻しなさい!って国から怒られるわけです。

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(この熊さんお気に入りなので、無理やり入れてみちゃった)

 

わけわからんな…

換地の考え方はね新しく土地を作るんやなくて、新しい土地を配置するって考え方なんです。

さっぱり、わからんでしょ?熊も書いてて意味がわかりません。
熊の能力で、出来るだけわかりやすく説明しますね。

まず、けったいな形の土地をきれいな形に整備するのが土地区画整理事業の目的でしたね。

 

一般的な考え方(方法)

青い土地の形を、ピンクの土地の形のように整理しようとすると…

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青い土地の一部を切ったり(黄色の部分)隣の土地の一部を切ってくっつけたり(緑の部分)しないといけないんです。

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(伝わりますでしょうか…不安感がぬぐえませんが…)

これが一般的な方法って言うか考え方なんです。

 

換地の考え方(方法)

換地計画ってのはね、土地を切ったり繋げたりって考え方はしません。今ある土地の形なんかはとりあえず無視して区画計画していくんですね。で、後で土地の価値を基に割り振っていくんです。

なので今ある土地の上に、整理された新しくもらえる土地(これが換地ですね)があるとは限らないんですよ。なかにはびっくりするぐらい遠くになる所有者さんもいるんだよ。あくまで、区画整理前の土地の価値を考えて割り振っていくんですね。

伝わりますでしょうか?

区画整理した図面を地図にドンッ!って乗せたような考え方なんですよ。

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こんな考え方なんです。(伝わればいいんだけど…)

この換地計画ってことが仮換地ってことになるんですね。ほんで、最終的に換地処分されて、はれて新しい土地が登記されるわけなんです。

 

熊の感想

換地の考え方って特殊なんですよ。これって全然理解できないかもしれませんね。
ごめんなさい。

でもね、安心してください!
皆さんには、あまり重要な事ではないんです。

なぜなら、区画整理される土地の所有者さんには、区画整理をする事業者さんが丁寧に説明しないといけないことになってるんだよ。

そして、ココトチで熊に聞いてもらえれば説明いたします!(なんとなくですが…)

 

はい!今回はここまで!

内容うんぬんよりも伝えるのが難しいですね。
皆さんにわかりやすく伝えたいんやけど…
そして、もっと伝えたいことがあるんやけど…
難しい…

ってことで、ほな!また!

 

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