不動産豆知識９ ～レインズって何？～

皆さんこんにちは。
ココトチの「関西弁の熊」です。
今回のテーマは豆知識ってことで、指定流通機構のことをお伝えしたいと思います。前回のブログの最後に、ちょこっと出てきてたんですよ。

おさらいを含め

ちょっと前のブログで書いたんやけど、売主さんや買主さんは不動産屋さんと「媒介（仲介）契約」ってのを結ぶことで不動産屋さんに依頼した！ってことになるんです。なので、この「媒介（仲介）契約」ってのを結んでないと不動産屋さんは働いてくれないんですよ。

つまり、「媒介（仲介）契約」ってのは、
「ほな、この不動産を売ってくれ！」
「ほな、買主を探し出してやろう！」
ってことを、お互いにキチンと書面で確認しました！ってことですね。

その媒介契約を結んだ対象となる不動産は「指定流通機構」に登録をしないといけないって不動産屋さんにはルールがあるんです。そうすることで、前回のブログで書いたように不動産屋さんの「囲い込み」ってのを防止する意図があるんですね。

「囲い込み」ってのは、不動産屋さんが売主さんからも買主さんからも仲介手数料が欲しいがために情報を独り占めしてるってことですね。

なんじゃそりゃ？

「指定流通機構」ってのは国土交通大臣の指定を受けて設立された公益社団法人のことです。その名も「公益社団法人西日本不動産流通機構（西日本レインズ）」って言うんですよ。名前が長すぎるので「レインズ」って呼びますね。で、長崎は西日本レインズの管轄地域なの。日本には他に東日本レインズ、中部レインズ、近畿レインズってのがあって、全部で４社あるんだよ。

う～ん…わかりにくい…簡単に言うと国の公的機関に限りなく近い会社が４社あるってことです。で、その管轄のレインズに不動産屋さんは媒介契約を結んだら、その情報を登録しなさいってことになってるんですね。

それじゃあ西日本レインズのホームページを見れば全ての不動産屋さんの情報が見れるじゃん！って思うでしょ。それがちょっと違って以前ブログでも書いた「専任媒介契約」と「専属専任媒介契約」っていう契約をした不動産のみ登録をしなければならない。ってなってんねん。つまり「一般媒介契約」は登録しなくていいんです。

不動産屋さんが一番多く契約してるのが「一般媒介契約」なので、一番知りたい情報がない！ってなことになりえるんですよ。しかも、不動産屋さんしか情報を見る事ができない！
目的が売主さんや買主さんの為とはちょっと違う所にあるので、仕方がないところなんですけどね。あくまで、不動産流通（価格とか動向とかのこと）を調べるって所が本筋で、ついでに不動産屋さんの囲い込みを防止するって考え方やから。
（う～ん…ちょっと私の主観が入りすぎた表現かな…？）

ってことで今回はレインズの紹介でした。
今回はブログの書き方をちょっと変えてみました。私のブログの先生「カメラ持ちチャラ男先生」のお勧め方法で書いてみましたがどうでしょうか？
本当は不動産物件紹介ブログの時にしようと考えてた書き方なんですが、今回してみました。

ってことで今回はここまで。
ほな！また！