不動産豆知識２６ ～用途地域②～

皆さんこんにちは。
ココトチの「関西弁の熊」です。

前回の続きで用途地域のことをお伝えしますね。

住居地域

住居地域には3種類あってね、お馴染みの第一種と第二種そして準ってのがあるんですよ。住居地域も例外なく細かく規定があります。

住居「専用」ではないけど、住宅が立ち並ぶ地域になるんだよ。住居専用地域と違うところはね、大きなマンションや店舗の建築が可能になったり、小さな工場なんかの建築もOKになってるんだよ。

第二種になるとね、パチンコ屋さんやカラオケボックスの建築も可能になるし、注意が必要ですね。お家を建てた横の敷地にパチンコ屋さんが建つって可能性もあるってことやもんね。

準住居地域にいたってはね、さっき書いたようにちっちゃな工場や映画館なんかも建てる事が可能になるんです。

土地を買う時なんかは、隣の土地がめちゃめちゃでっかい空地だと、ちょっと注意した方がいいかも…でっかいマンションが建っちゃうかもしれないから。

ちなみに、第一種住居地域がね、全国で一番広く指定されている地域になるんだよ。

商業地域

市街地中心地や駅の回りなんかに指定されてる地域になります。ビル群が立ち並んでる地域になってると思います。

商業地域はね特殊な工場以外は、ほとんど建築可能な地域なので、周辺環境には要注意の地域になりますね。

市街地中心地や駅の回りが多いので、基本的に地価（土地の値段のことね。）が高いので、一戸建ての住宅を建てよう！ってのは少ないと思うんだけど、基本的に一戸建ての住居を建てるってことを前提としてない地域なので、この地域も要注意ですね。

近隣商業地域

周辺に住んでる人たちが買い物するようなお店やスーパーが立ち並ぶような地域になります。商店街になってたりする場合もあるんやないかな。

住むことには適してないけど、近所にあると便利な賑やかな地域って感じかな。

工業専用地域

文字通り工場ばっかりの地域ですね。

この地域はね、住宅を建てる事はできないんだよ。なので、終了。

工業地域

どんな工場でも建てられるって地域になります。その反面、病院や学校、映画館なんかの建築は許されないんだよ。

住宅も立てていい地域なので、無くなった工場の跡地なんかが分譲地になってたりする可能性もあるね。でも、どんな工場でも建てられるので、周りの環境にはやっぱり要注意の地域です。

準工業地域

危険性がある工業なんかを除いて、ほとんどの建物が建築できる地域になります。

町工場があったりする地域って感じかな。住宅も立てられるけど、基本てきに工場なんかを建てていい地域なので、周辺の環境にはやっぱり気を付けないといけないね。

熊さんの意見

ちょっと駆け足で紹介しちゃったけど、用途地域によって建てられる建物が違うので、だいたいどんな建物が建てられるのかな？って意識して土地を探すのはいいかもしれませんね。

後ね、商業系地域・工業系地域については平日と祭日の様変わりが激しいので、実際に確認する場合には、その辺のことも考慮して土地を見に行かないといけないね。

ただ、前回もお伝えしたけど住居系の地域なら、あまり用途地域にこだわらなくてもいいと思います。商業系・工業系地域はちょっと違うけどね。

（この図面は何となくです…なんとなく可愛かったので…）

ってことで、今回はここまで！

ほな！また！