不動産豆知識27 ~土地区画整理事業~
皆さんこんにちは。
ココトチの「関西弁の熊」です。
今回から土地区画整理事業についてお伝えします。
以前物件情報ブログとして紹介した土地が、土地区画整理事業の真っただ中にある土地やから勉強も兼ねて皆さんにお伝えしたいと思います。
土地区画整理事業
さて、土地区画整理事業ってなんでしょう?時々聞くような気がするけど、よくわからん事業の名前ですね。
土地区画整理事業ってのはね、道路や河川なんかの公共施設を整備して、土地の区画(形ですね。)を整える国土交通省が行う事業のことなんです。
簡単に言うと、街をきれいに整備する事業ってことですね。
こんな感じですね。
なんでやねん!
道路や河川の公共施設がきれいに整備されていない地域をきれいに整備するわけやから、土地の所有者さんは皆さん多かれ少なかれ土地を提供して事業は進むことになります。
広い道路が無い地域に広い道路を整備して、尚且つ、土地の形をきれいにしよう!ってことですから、もともとの土地所有者さんは、土地の一部を国に提供する事となります。
提供してもらった土地の面積分を公共施設(道路や河川ね。)に使うってことになります。
所有者さんからしてみれば土地の面積が小さくなるので、土地の価格が下がるわけですね。でも、整備することによって便利になるから土地の価値が上がるから我慢して!ってことになってるんです。
あまりにも整備前より小さくなったり、不便になったりする場合は、国からお金をもらえたりもするんだよ。
熊さんの感想
こんな感じで、皆さんが協力しないと街造りってできないんですね。きれいな街づくりを目指すなら致し方ないことなのかな。
上にも書いたけど、価格が下がるけど価値が上がるってのがポイントですね。確かに整備された土地は価値が上がるので、面積が減っても坪単価が上がるって訳ですね。
だからって同等の価値になるかっていうと、それは微妙なところです。って言うか同等にはならず下がることになると思います。
皆さんのためやったら、仕方がないかな!
ってことで、今回はここまで!
ほな!また!