不動産豆知識29 ~小学校までの距離~
皆さんこんにちは。
ココトチの「関西弁の熊」です。
今回は皆さんが土地を購入をする時に、最も気にされると思われる小学校までの距離についてお話ししたいと思います。
不動産広告
不動産の広告のルールとしてね、徒歩1分は80mとするってのがあるんだよ。
この数値はね、信号や踏切の有無や道路の混み具合なんかは考慮されてないんだよ。それとね、基本的に地図なんかで距離を計測するのが一般的でね、敷地の一番近い場所までの距離をもって徒歩時間を計算してることが多いんだよ。
つまり、学校までの距離が書いてあっても、正門(入り口)までの距離やなくて敷地の端っこまでを測ってることが多いんですね。その方が時間が短く表示できるから近くにあるような感じがするもんね。
こんな風に決まりごとは守られてるんやけど、少しあいまいな表示がされてるのが不動産広告なんです。
通学時間
ココトチのお母さん「喜々津ホーム」でね、土地を購入してお家を建てようと計画されているお客様も一番小学校の通学時間を気になさるんだよ。
親心として当然わかりますね。熊のようにオッサンになっても、毎日遠くまで歩いて通勤するのは嫌やもん。(オッサンになってもやなくて、オッサンやからなのか…?)
でも、中には子どもの体力作りのためにちょうどいい運動だ!って言う親御さん達もいらっしゃるんですよね。
不動産を選択するときの口癖みたいになるけど、正解はないんですね。親御さんの考え方で、決断すればいいんだろうと思います。
メリット・デメリット
せっかくなので、小学校が遠いとどんなメリット・デメリットがあるか考えてみましょう。
メリットは、やっぱり毎日歩くから体力がつきます。これは間違いないですね。あとね、景色の移り変わりや周囲の香りで季節を感じる事ができます。これは本当に感じるんだそうですよ。歩くことで季節を感じるのが一番体に良いそうです。(なんかえらい先生が言ってました)そして、意外と子ども達は道のりを楽しみます。抜け道探しだったり、近所のお庭のお花を摘んでみたり。(あかんことやけど)
デメリットは、毎日歩くことで疲れちゃうかも。一人ぼっちになる時間が多いので危険かも。って感じなのかな?
デメリットは色々考えたり調べたり聞いたりしたけど、結局一人ぼっちの時間が長いってのがほとんどの場合の原因でした。
皆さんの意見はどうでしょうか?
熊の感想
今まで色々土地探しのお手伝いをしてきて感じたんやけど、確かに通学距離が遠い住宅地ってのはあります。
でもね、それがわかっているので色々対策をしている学校、地区が多いことも知りました。例えば保護者さんが立ってるとか。通学路の途中にあるお店屋さんに協力してもらっているとか。暗くなったり死角にならないように木や雑草を定期的に刈り取ってるとかですね。
またまたいつもと一緒になるけど、小学校が遠いからダメって決めつけないで、実際に子どもさんと歩いてみるってのも良いと思います。
もちろん、真剣に購入を考えている土地を調査依頼されたときは熊も歩きますよ!周囲に注意を払いながらね。
メリットの中に入れてる「季節を感じる」ってのは、子どもさん達の感受性が豊かになっていくようで素敵やと思います。
ってことで、今回はここまで。
ちょっと豆知識なのか日常業務なのか迷ったんだけど豆知識ということで、皆さんの頭の片隅に置いといてくれればうれしいな。
ほな!また!