不動産豆知識２４ ～都市計画区域③（用途地域）～

皆さんこんにちは。
ココトチの「関西弁の熊」です。

都市計画区域がまだまだ続きますよぉ～！

用途地域

用途地域ってのは都市計画法の一つでね、都市の利用を潤滑にさせようってことでできた地域分類なんだよ。都市の利用を考えたときにね、色々な種類の用途が混在してると使いにくいでしょ。なので、住宅地、商業地、工業地などに分けて使いやすくしましょうってことでできたんです。

もっと簡単に言うとね、この地域は住宅地の集まりにして、こっちの地域は商業施設なんかの集まりで、あっちの地域は工場なんかの集まりにしよう。って決めて地域を利用しましょうってことなんです。これによって、住宅の横に工場があったり、デパートの横に工場があったりすることはなくなるってことですね。

１２種類もあるんだよ

用途地域にはね、大きく分けて住居系・商業系・工業系の三つに分かれてるんだけど、その中でもまた小さく別れてるんです！

住居系は七つ、商業系は二つ、工業系は三つに分かれてて、全部で十二に分かれるんだよ。

こんなに分ける必要があるんやろか？っていつも熊は不思議に思うんやけどね。

住居系

住居系はね七つで、

①第一種低層住居専用地域、②第二種低層住居専用地域、③第一種中高層住居専用地域、④第二種中高層住居専用地域、⑤第一種住居地域、⑥第二種住居地域、⑦準住居地域

こんな風に分かれてます。住居系は当たり前やけど、住宅を建てて人が住み暮らすことを目的とした地域ですね。

ちなみに、規制が厳しい地域から並べてます。なので、⑦が一番規制が緩いってことですね。

商業系

商業系は二つで、

①商業地域、②近隣商業地域

こんな感じですね。商業系は、デパートや映画館、銀行なんかが建てられる地域のことですね。

工業系

工業系は三つで、

①工業専用地域、②工業地域、③準工業地域

こんな感じ。工業系は、基本的に工場なんかを建てる事ができる地域ってことになってます。

注意

必ずしも、住居系にお店が建てられないとか、工業系に住宅が建てられないって訳ではないんだよ。この辺は細かく決められていて注意する必要がありますね。

はい、では今回はここまで！

次回は、細かい地域分類の内容を簡単に説明しますね。ガッツリ説明すると、とんでもなく長くなっちゃうから、簡単にですよ。簡単に。

ほな！また！